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探偵の活躍する推理漫画をまとめて紹介します。

魔人探偵脳噛ネウロ

異色の探偵漫画

魔人探偵脳噛ネウロ 写真

魔人探偵脳噛ネウロは松井優征作の探偵漫画ですが、作者自身は 「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」とのコメントをしています。 ストーリーは謎を食糧とする魔人の脳噛ネウロが、地上の謎を食べるために 人間界へやってくることで始まります。 たしかにこの突拍子の無い展開では、リアリティーが重要な探偵物というのも 躊躇してしまうかもしれません。 謎を探すのに魔人のネウロが自分で行動していては目立ってしまうので、 隠れ蓑の探偵役として女子高生の桂木弥子(かつらぎやこ)を強引にパートナー にして命令を下します。 そして自分は女子高生探偵桂木弥子の助手ということにして、桂木弥子を裏から 操り人間が産み出す謎を探して食料として食べます。 この作品では事件を起こす犯人も常軌を逸した行動をとることが多く、 それらしい推理で犯人を特定して解決へと向かいますが、最終的には魔人ネウロ が魔人の力で制裁をして謎を食べて事件解決となります。 魔人ゆえの特殊能力も事件解決に使われていたり、他の探偵物の漫画よりも より少年誌向けの漫画と言えるでしょう。



謎を食べる魔人

この作者は独特の作風をもっており、大胆な設定や構図を好んで使います。 また時事ネタや風刺、ジャンプ掲載にしてはブラックユーモアも多用していて、 漫画のファンというよりも作者のファンという人も多いようです。 テレビアニメやドラマCDだけでなく小説版のサイドストーリーが発売 されるなど異色の探偵漫画ですが人気のある作品で、2007年度の 小学館漫画賞には最終候補まで残りました。 魔人ネウロにとっての謎は人間の食糧に等しく、謎を解くことで脳髄の空腹を 満たしエネルギーにします。 ですが魔界の謎はひとつ残らず解いてしまい、良質な謎を求めて人間界へと 降り立ちます。 そこで見つけた謎が桂木弥子の父親が殺された事件で、警察の捜査が難航する その事件をネウロはいとも簡単に解決してしまいます。 以後桂木弥子は協力者としてネウロのために探偵役をするはめになりますが、 ふたりの関係は主人と奴隷の主従関係に近く、事あるごとに屈辱的な目に あわされます。 しかしネウロが魔人といっても万能ではなく人間の心は理解できないようで、 桂木弥子力や他の人間の手助けを得て解決する事件もあります。



主な登場人物

主人公の脳噛ネウロ(のうがみネウロ)は魔界の住民で謎を食料とする魔人 なのですが、魔界の謎を全て食べ尽くしてしまったために地上へやってきて、 究極の謎を見つけて脳髄の空腹を満たそうとします。 魔人なので肉体的には人間をはるかに凌駕しほぼ不死身で、決め台詞は 「この謎は吾輩の舌の上だ」です。 人間界では探偵桂木弥子の助手という立場で行動しますが、実質的には 桂木弥子を下僕として扱います。 ネウロに出会って女子高生探偵に仕立て上げられた桂木弥子(かつらぎやこ)は この作品のヒロイン的キャラですが、それまで探偵などやったことのないただの 高校生で推理力に長けているわけでもありません。 ネウロが人間界で謎を探すため、謎をおびき寄せるため探偵事務所を構えますが、 ネウロからは微生物のように扱われます。 ネウロと共通するのは食に対する貪欲さで、細身ですが桂木弥子は大食いで なんでも食べ、場合によっては食べ物以外のものまで食べようとします。 もうひとりのヒロインに、髪の毛だけですがあかねちゃんが登場します。 壁に塗り込められた女性の死体からネウロの瘴気によって髪の毛だけが生き返り、 髪の毛ですが探偵事務所の事務員として仕事をこなします。 同じく探偵事務所には元チンピラの吾代忍(ごだいしのぶ)もいます。 彼は普通の人間ですがネウロの正体を知っており、脅されて働いています。



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